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担当者 ampo  登録日時 2018/6/3 19:06 (207 ヒット)

NPO会員、NPOフォーラム会員、一般の皆様

 NPO法人 技術データ管理支援協会(MASP)は、「設計変更ブラックスワン研究会(第1回)」を2018年6月20日(水)に開催します。製造業にとって重要な課題になっている「設計変更管理」を研究テーマとし、毎月開催する予定です。関心のある方はご参加ください(ブラックスワンについては、下記の注をご覧下さい)。

<主旨>
 2000年代に入って日本の工業製品の品質問題がしばしば報道されています。新興国・途上国の工業化が急速に進む現在、抜本的な対策が必要です。
 第二次世界大戦の後、日本の製造業は「安かろう・悪かろう」と非難される事態を品質管理技術導入により克服しました。バブル経済崩壊前は品質と価格の両面で世界を制覇したように見えました。
 しかし、価格競争が激化し、海外に生産拠点を移した結果として想定外の事態「ブラックスワン現象」が起きました。これまで当たり前と思って行ってきた事柄の中に崩壊をもたらす諸要素が芽生え、制御困難な状況に陥り始めています。
 その重大な要因として、設計変更管理を取り上げます。品質とコスト両面の優位性獲得を目指して日本企業は「改善・改良」の努力を積み重ねてきました。それは取りも直さず、工業製品の「仕様と製造方法に関する情報」の登録・蓄積・更新・管理の歴史でもあります。しかし、その内容が甚だ心許ない状況になっている企業が少なくありません。
 仕様と製造方法を表現する「情報の構造」は1960年代に考案されたときから本質的な変化がなく、データ量の爆発的増大を招きました。「仕様と製造方法に関する情報」の品質が低下し、製造部門や顧客に提供する「情報品質」が悪いために「製品品質」問題を招いている恐れがあります。少なくとも、リコール対象製品数が多いために経営悪化する事態を防ぐ必要があると考えます。
 本研究会では設計情報および製造情報の構造を抜本的に見直し、対策案を提示することを目標にしています。

以下詳細

<研究方法と討論テーマ>
 設計変更管理とメンテナンスに関してデータモデルを設計し、幾つかの課題について対応策を検討します。
 今年2月に、当協会内で研究方法と討論テーマを話し合いました。まだ整理しておりませんが、以下に挙げます(今後の研究過程で整理する予定)。

(1)設計変更関連
 設計変更は一般に製品の完成後の活動である。しかし、新製品開発の途中でも設計変更がしばしば起きる。「仕様と製造方法」の情報管理の立場で、開発・製造・アフターサービスについて方法とあるべき姿を検討する必要がある。
①膨大なコンフィギュレーションをどうするのか:用途使用条件をどう考えるか、ドキュメントとどう結びつくか
②バージョン管理改革(限界、対策)
③共通部品、材料の仕様変更による設計変更の進捗管理(後の変更が前の変更を打ち消さないようにする)
④設計変更の実行は在庫ゼロになったら行うのか
⑤トレーサビリティ(顧客に納めたもの)
⑥工場仕様はどうするのか

(2)メンテナンス関連
 顧客の立場で云うと、開発や製造のあり方はどうでもよいことに属する。工業製品を使い始めた顧客が戸惑うのは使い方であり、続いて収納、故障対応である。これらを取扱説明書だけで導き、問題解決することはほとんど不可能である。製品開発過程で配慮し、製造過程で品質を維持するだけでは足りない。実際に使用している顧客の生の声を反映する必要がある。さらに、メンテナンスを担当する人々(ディーラや修理業者)の声も反映する必要がある。
 さらに、設計変更情報を顧客やメンテナンス関係者に伝えることが肝要である。
①メンテナンス現場の実績把握:応急措置、復旧、長期対策
②他責によるメンテナンス
③不具合への対処、設計変更へのつなぎ
④設計変更を現場に伝える
⑤お客様によるメンテナンス

<参加資格>
 研究会にはMASP会員以外も参加できますが、研究過程で参加者に開示された機密事項を外部に漏らさないことが必要です。資料は原則配布しません。その成果を研究会メンバーが各自の所属企業に持ち帰り実装した結果を報告し、相互研鑽の糧としていただくことを想定しています。

<ソフトウエア実装について>
 研究と実験に当協会が保有する「統合工程部品表」とその管理エンジン“FBOM”を使用する場合は、当協会の承認を得て当協会会員にのみ、使用と拡張・改造を許諾します。拡張・改造に当たってはそのデータ仕様とソフトウエア仕様を当協会に提示し、許諾承認を得なければなりません。

<開催概要>
日時:2018年6月20日(水) 13:30~17:00
会場:港区立三田いきいきプラザ(2階集会室A)
アクセス:地下鉄三田駅A9出口から徒歩1分、JR田町駅から徒歩7~8分
http://shiba-ikiiki.com/mita/access/
参加費:無料
申込方法:このサイト下部「予約申込」にお名前等を記入してください。(Web登録制)
主催: NPO法人 技術データ管理支援協会(MASP)


注)ブラックスワンについて。かつて、無駄な努力を表す言葉として、「黒い白鳥(ブラックスワン)を探すようなものだ」ということわざがあった。それほど黒い白鳥はいないと信じられていたが、1697年にコクチョウ=「黒い白鳥」が発見され、当時の人々からは驚きをもって迎えられた。この発見によって「常識を疑うこと」、「物事を一変させること」、「自分を絶対視しないこと」の象徴として使われるようになった。また、「ありえないと思われていたことが突然発生すると、予想されていた場合よりも影響が苛烈になる」というブラックスワン理論が提唱された(Wikipediaから引用)。















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