ここにメッセージを入れることができます。

日本の製造ビジネス・モデルの変化

規格品大量生産から多品種少量生産へ
市場の飽和と顧客の成熟に伴い、製品仕様は多様化して行きます。 規格品大量生産にこだわっていると、顧客から見放されるでしょう。 製品の多仕様化に伴う多品種少量生産がこれからの方向です。

受注設計生産から見込み先行手配生産へ
ビジネス・スピードが早くなり、短納期要求がさらに高まっています。 受注設計生産と云いながら、見込み先行手配しないと顧客納期を守れない取引が多くなっています。

日本型マス・カスタマイゼーション
ビジネス・プロセスの上流では
共通原材料・共通部品を見込み先行手配して大量生産し、
中流工程では
市場の変化や顧客の要望に応じて売れ筋の仕様のコンポーネントを作り、
下流工程では
顧客の要求仕様に合わせて必要であれば設計し、製品を仕上げることすなわち、
「日本型マス・カスタマイゼーション」
であれば、納期と価格の量面で競争力を維持できるでしょう。


多品種少量生産型・受注設計生産型の生産情報システム構想コンサルテーション
ERPパッケージでは実装が難しい見込み先行手配を伴う 多品種少量生産や受注設計生産の生産情報システム構想
づくりをお手伝いします。
「ものづくり技術データ」管理エンジンや 「なりゆきスケジューラ」の導入を想定して支援します。
1~2ヶ月の期間を想定
作業量は別途見積もります。
費用はx万円/日

「なりゆきスケジューラ」カスタマイズ指導
「なりゆきスケジューラ」は 「ものづくり技術データ」管理エンジン“FBOM”の上で動く業務用ソフトウエアの参照モデルデルです。
このソフトウエアを無償で提供します。
左記のコンサルテーションの結果を受けて、 利用者の手でカスタマイズして下さい。
カスタマイズ箇所や方法について指導します。
1~2ヶ月の期間を想定
作業量は別途見積もります。
費用はx万円/人日


 生産計画を立てたとき、その実行可能性を保証するために、加工対象物の供給と、作業資源の使い回しを計画(いわゆる生産スケジューリング)する必要があります。
 作業資源は故障や欠勤などの理由で使えないなど想定外の事態が発生します。生産計画もかなり頻繁に変更されます。そのようなとき、工場の中で生産活動がどのように進展し、いつ、何処で作業負荷が超過し、どこが手空きになるでしょうか? 「なりゆきシミュレータ」は与えられた生産計画を仮想工場で模擬実行し、生産活動の進行過程を推測するためのソフトウエアです。
 設備・機械や技術・技能者の特性をカスタマイズして模倣させることができます。職場固有の作業優先順位の決め方も同様です。生産活動の進展をあるがままに推測・把握することにより、生産能力の過不足や納期の達成具合を未然に把握し、対策を講じることができるでしょう。いくつかのケースをシミュレーションして、望ましいケースを生産スケジュールとして利用することができます。
 「結果としてこうなった」は現在のビジネスでは許されません。好ましい未来を招き寄せるために、生産スケジューリングを導入することをお奨めします。



 多品種少量生産や受注設計生産など、日本の製造業が得意とするビジネス・モデルのための資材調達・供給計画ソフトウエアです。
 製品やサービスの提供を計画したとき、その実行のために行うビジネス活動を洗い出し、その活動に必要な資材や作業資源(設備・機械、治工具・金型、技術・技能者)の供給を計画するソフトウエアです。資材や部品、中間製品に余剰在庫があれば引き当てて、在庫削減を図ります。ただし、供給する時期は目安です。作業資源は繰り返し利用されますが、有限であり、作業間で奪い合いが生じます。供給計画段階ではその調整を行っていないので、作業の優先順位を決めるための目安となる基準値を用いて供給時期を計算します。
 製品仕様が確定しない段階で見込み先行手配しなければ納期に間に合わなくなる恐れがあるとき、供給計画エージェントは「ものづくり技術データ」を参照して、仕様未定あるいは設計中として、共通の資材や作業資源の調達・供給を計画します。仕様の一部分が段階的に決まるとき、その部分を使い手配することにより、需要予測の狂いや顧客要求の変更に対応することができます。
 計画の変化に対処するために、生産計画に紐付けする製番管理型の供給計画を策定します。作業時間の計算や在庫引当方法、量産部品の管理方法などを利用者責任ですがカスタマイズすることができます。



「ものづくり技術データ」作成支援
「ものづくり技術データ」の設計を指導します。
「ものづくり技術データ」管理エンジンの基本的な使い方について、マニュアルでは分からない場合、
相談に乗ります。
「ものづくり技術データ」インプットツールの使い方とカスタマイズを支援します。
データ作成は担当しません。利用者が行って下さい。
指導/支援費用は
x万円/人日です。
日数は別途見積もります。

「ものづくり技術データ」管理エンジン導入支援
「ものづくり技術データ」管理エンジンの高度な使い方について指導します。
「ものづくり技術データ」管理に関する共同特許に触れない箇所のカスタマイズを支援します。
多様性・類似性管理に関するカスタマイズは共同特許権の関係で、協会が行います。費用は別途見積もります。
作業量は別途見積ります。
費用は10万円/人日です。

“FBOM”は無償です。