ここにメッセージを入れることができます。

第4回 情報品質保証
世の中には「虚偽情報」が蔓延している。 沢山の「情報」の中から「事実」を捉える努力と工夫が欠かせない。
ITが世界中に普及した現在、放置すると、ニセ情報が組織を誤らせる恐れがある。
ビジネス情報の要件として、 ビジネス組織が関心を持つ物事の事実を、あるがままに「情報」として捉える。
 • 情報処理は後続の手段 ⇒ パッケージに合わせると情報に歪が生じる。
 • 「データインプットはユーザの責任」と嘯くIT業者たち。是認する法律家たち。
 • 判断を誤り、迷走する大手製造業
「利用者が主体性」を持った情報品質保証の仕組みを構築しなければならない。
利用者の主体性なしには、情報品質は保証できない。

第4回講義のテキスト&YouTube・URL
テキスト及びYouTubeを視聴される方は、読者登録をお願い致します。


第3回 情報システム構築・整備の工法
-利用者主体のシステム化ー
情報システムは「情報のシステム」であり、ソフトウエアやITではない。ビジネス組織が関心を持つ物事の事実を
「情報」として捉え、ビジネスの現場で働く方々の意思疎通や思考を支援する。ITやソフトウエアはその実現手段であり、「情報」がないと存在意義もない。 この認識の失敗がIT活用に関する諸活動の内容と品質に関して、三十年程度の格差を招いてしまった。
単にディジタル化し、ITやソフトウエアを導入すると生産性が低下するだけでなく、ビジネス改革の速度が衰え、ビジネス組織や社会が停滞する。「情報システムのビジネス整合」を目指すと、情報システム構築・整備の目標や工法を利用者主導に改革する必要がある。
MASPは利用者主導の工法を用意しました。

第3回講義のテキスト&YouTube・URL
テキスト及びYouTubeを視聴される方は、読者登録をお願い致します。


第2回 情報システム・アーキテクチャ概説
  -「情報で組織を繋ぐ」基盤構造ー
組織とは異質な能力を持つ人たちが力を合わせて、ビジネスを成し遂げることである。現代のビジネスは自企業内だけでは事業を成し遂げられない。幾つものサプライチェーンの中で行う。
三方よし(客よし、自分よし、世間よし)
ビジネス組織おいて協同を可能にする「情報」とその供給は極めて重要である。
情報システムは「情報」(デジタル・データ)のシステムです。「情報」の源泉はビジネスの関心対象世界の事実で、「もの」「こと」であらわす。「もの」の状態、「こと」による「もの」の状態変化が起こる。そこには一定の規則性がある。構造的に体系を捉え情報システム・アーキテクチャとする。   
 

第2回講義のテキスト&YouTube・URL
テキスト及びYouTubeを視聴される方は、読者登録をお願い致します。


第1回 IT利用の考え方と枠組みの改革
  -DXの前に改革すべき事柄があるー
2024年現在、ITによるビジネス改革DXが話題となっている。しかし、成功する可能性はかなり低い。IT利用の考え方と枠組み(商習慣を含む)が1970年代の方式に止まっている。ITを利用とする目的が「自動化と省力化」と「合理化と標準化」であった。
DXはビジネス改革が目的であり、デジタル技術(IT)導入は手段であって目的になってはいけない。
国際標準化機構(ISO)が主導・整備してきた利用者指向・主導型のITの構想や使い方を応用し、政府主導のDX
を改革する必要がある。
ここでは、IT利用の考え方と、方法の改革について述べる。

第1回講義のテキスト&YouTube・URL
テキスト及びYouTubeを視聴される方は、読者登録をお願い致します。


第6回 改めて・いまなぜ概念データモデル設計か
情報システムを構築するとき、「利用者(多数)」と「技術・技能者」が一定の構想を共有する必要がある。
技術・技能は幾つもの分野に分かれており、様々な経緯で能力を習得している、そのままではまとまりにくい。
概念データモデル設計法の指導を通して、全体をまとめる役割を果たしていただきたい。
「My 概念データモデル設計法」を持つことが肝要です。完全なモデルはできあががらないことが多い。
構築の過程で分野毎に利用者と技術・技能者が共同で実現し、完成に近づける余地が必要です。
その過程で、沢山の指導者が生まれるなら、「成功」です。

第6回講義のテキスト&YouTube・URL
テキスト及びYouTubeを視聴される方は、読者登録をお願い致します。