ここにメッセージを入れることができます。

第5回 機能モデル(事業領域と事業使命モデルを含む)
組織が行う活動のパターンを「機能」という。その機能に何に働きかけてどのような結果を得るべきか、
「もの」や「情報」の事前状態(Input)と事後状態(Output)によって機能を規定する。さらに、その機能が
持つべき「価値」を明らかにする。そして、インプットとアウトプットを介してそれらの機能がどうつながり
あうか、ビジネス機能の連鎖を記述する。
MASPは二つの図式「事業領域と事業使命モデル」、「価値機能連鎖図」に機能モデルを使っている。

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第4回 組織間連携モデルの描き方と情報品質保証
組織構成部門の役割と業務連携の仕組を捉える
組織が管理責任を持つべき「もの」と「ビジネス活動」を明らかにする。動的モデルにあらわれるビジネス活動の
連携と、上記を併せると、組織構成部門間で行うべき最小限の業務連携の仕組が浮かび上がる。
組織部門の分権と統合の構造を明らかにし、自律・協調(統合)・分散の可能性を読みとれるようにする。
情報通信と情報処理のネットワークを描く
組織構造に相応しい情報伝達経路と情報管理・情報処理の分担を明らかにする。
本格的な統合・分散情報システム構想を描き、情報技術(商品)の適正な使い分けを図る根拠を示す。

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第3回 動的モデル(実体状態変化過程図の描き方)
日本では、データモデルを「ソフトウエア開発の過程で作るドキュメントの一種」と考える人が多いようです。
ところが、世界は、「情報」(ディジタルデータ)の実現手段としてソフトウエアを作ることが一般的です。
データ処理機能は、データを実現する道具の働き方の記述にほかならない。 データ仕様を設計するために、
データモデルを描きます。
データ仕様(属性)設計の重要な課題は、データの値が変化する規則性(データの動的性質)を記述することです。
概念データモデル設計法の要は「動的モデル」(データの動的性質の表現)です。

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第2回 静的モデルの描き方と心得
ビジネスの関心対象世界の構成要素、それらの間の関連を捉えます。一般に言うデータベースの構造と、
実世界の構造を対応&整合させます。
構成要素の事実を表現するデータを設計するための型枠に相当します。
ビジネス活動に関与する人たちが「もの」をどのような詳しさで捉えるか、捉えるべきか考えて、
「識別子」を設定します。「もの」の管理精度が決まります。

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第1回 いまなぜ概念データモデル設計か
IT(情報技術)は急速に発達しており、新しいプレーヤが、従来研究された「大切な事柄」を学ばないで、
「新技術」を開発し、「売らんがため」に過大な効用主張している。
その背後には、善意とは言い難い、狙いが隠されている。利用者たちは業者による「囲い込み戦略」や、
悪意ある人々による「情報による侵攻」を掻い潜って、IT活用競争に堪えなければならない。
専門家任せにしてはならない。従来の専門家には、理解できないIT分野が多数できてしまっている。
「外の力を上手に借りる」者が、「情報戦争時代」を越えて生き残れるだろう。

経営者や、ITを活用するビジネス改革に取り組む方にとって、参考になると思います。

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