MASPが提供するソフトウェア
ソフトウエアはビジネス情報システムにとって重要な構成要素です。そのソフトウエアが肥大して品質低下し、変更・拡張が困難になり、ビジネス改革の足枷となるだけでなく、費用面でも大きな負担になっています。正統的なソフトウエア技術を導入すればこの問題をどの程度まで解決できるか、2006年に協会は実証研究に取り組みました。その成果物をソフトウエア部品として提供します。
利用企業の概念データモデルにこのソフトウエア部品のデータ仕様が合うようであれば、ご利用下さい。ソフトウエア部品を利用することにより、情報システム構築の時間と労力と費用を大幅に削減できます。
協会が提供するソフトウエア部品は、製造ビジネスに必要なマスターデータを管理する「ものづくり技術データ」管理エンジンと、それを参照して作動する業務用ソフトウエアの参考例「なりゆきスケジューラ」です。データ構造に基づいてプログラムの骨格部を設計し、それに位置付けした詳細部がマスターデータを参照して作動する仕組みになっています。
詳細部の計算・処理内容をマスターデータで指定することにより、利用企業の実務に合うよう変更・拡張(カスタマイズ)できます。変更・拡張・先祖帰りが容易なソフトウエアを作る技術の参照例としてご利用下さい。これらのソフトウエア部品は協会が提供する情報システム構築技術の実践例として開発したものです。